20170914

列車速度を定義する。の9 非相対性を決定する光子ペア。


博多から東京に向かう上り列車の中で、



左車窓と右車窓を光子ピストルで同時に貫く、トリック頓知問題。





意図するところは、列車慣性系の列車内。
身長0メートルのダミー人形が光時計筒の底。

1光秒高さ光時計筒底で真上に光子ピストルを放つと、
列車慣性系時間で1秒後、

光時計筒天井に光子は到達するのであろうか。





100年間、問われなかった問い。光行差。

列車に搭載された光時計筒の底を出発した光子は、
光時計天井に到達するのは当然と思い込んでいた。

そこに楔(くさび)を打つことで、
特殊相対性理論仮説を終わらそう。


ローレンツ収縮は幻想であり、
ローレンツ変換は、同時性の補正式となる。



ピラミッド頂点から正方形底面を見下ろす。
顕微鏡でプレパレート平面を見下ろす。




ピラミッド頂上に穴を空(あ)けて覗いているので、
可能な見える範囲は正方形底面。その一部が視野内になっている。
円錐視野が真下に注目するときは有限視野範囲は円。
真下以外は、円錐を斜めに正方形底面が輪切りにするので楕円。

プレパレートは横ズラしや縦ズラしして、真っ直ぐ顕微鏡筒真下に円錐注目視野範囲が降りる。プレパレートには円形の窪みもある。



双眼鏡で停止しているワゴン車を見る。車は動いていてもいい。車の速度は関係ない。車表面を光が反射し双眼鏡にまで光が届く。反射でなくてもいい。車のヘッドライトの明かりでもいい。車から離れた瞬間から光子は、反射も発光も同じ。

双眼鏡が見ているのは、光子が双眼鏡に向かって出発した位置。




左眼からワゴン車尾部への視線距離は、右眼からのより短い。
車が停止していたなら、同じ位置の新しい過去映像と古い過去映像。

車が動いていたなら、ワゴン車尾部への注目は同じだが、
道路位置が違う。背景街路樹番号が違うが、さらに加わる。



左眼と右眼は、被写体表面の別時刻過去を同時に見ている。

同時に見ているのは事実だが、
左眼網膜細胞小人は観察だけをしている。
右眼網膜細胞小人も観察だけしている。

2つの映像を同時に処理しているのは、脳さん。脳さんの感覚センサーは優秀だが、日常生活に最適化されている。



情報将校は数学者より優秀な頭脳を持っているわけではないが、
多少の哲学的訓練を受けているので、抽象空間を扱う数学者でさえ、ヒト身体の日常イメージ処理の箍(たが)を外せないとこを外せたりする。
https://ja.wikipedia.org/wiki/箍(たが)





ワゴン車尾部に時計が埋め込まれていたら、
双眼鏡動画記録からワゴン車尾部時計表示同時刻映像を
左眼と右眼からピックアップすれば、

ワゴン車尾部の同時刻映像、わずかな角度違いの。
視線方向違い映像が入手できる。


360度、複数カメラでワゴン車を包囲撮影もできるし、
パソコン上で、架空の視線で、タイヤ・ホイールの裏側、
カメラじゃ撮影できないとこも車体を透明化処理すれば、
シミュレーション映像、できる。

リアル処理として、電磁現象近接作用の情報遅延での
イメージングも可能だ。



従来の射影幾何学や投影法、地図作成技法では、
光線が球体地球表面を瞬時に通過し、
平面スクリーンに写像されていた。

同じ慣性系の左眼と右眼でさえ、同一観察対象部分の同時を補正しなければ見ることができなかった。



慣性系の違う観察者。観察対象に対し速度の違う観察者2名を同列に扱っていいのだろうか。

地球と太陽なら、互いに観察し合えば、相対性。
月と地球でも、互いに観察し合えば、相対性。

しかし、月から太陽を見るのと、
地球から太陽を見るのでは違うよね。

相対性が崩れている。



もちろん、月と太陽でも、互いに観察し合えば、相対性。

しかし、月から地球を見るのと、
太陽から地球を見るのでは、相対性が崩れている。

月から地球までの距離と、
太陽から地球までの距離が違う。




これと同じこと、まず感じとってもらおう。




列車と線路の相対性。

でも列車から光子速度を見るときと、
線路から光子速度を見るとき、違う。

アインシュタイン氏は、ちょっとミスった。




ベルンの時計台。

電気のトローリーバス?
愛媛松山の坊っちゃん列車も初代は蒸気機関車。


Zytglogge





アインシュタイン氏はベルン時計台から
歩いて近付いても、
歩いて遠ざかっても、

ベルン時計台が見えたにこだわった。

でも、ドップラー効果もあるし、相対速度は、
ここでは、光速一定にするのは無理ある。




時計台に近付きながら、長針と短針だけじゃなく、
仮想の、頭の中だけの秒針を見れば、
秒針グルグルは早くなり、

時計台を見ながらヘルメス後退、後退(あとずさ)りすれば、
秒針グルグルがゆっくり。

光は時空を一定で進む。この仮定に制限加えるべきだったの、
すぐ気付いたろうに。





もちろん、19世紀生まれの方々もバカじゃない。
でも、ジャック・ラカンの想像界を知らなかった。

地図技法や、遠近法(えんきんほう、英: perspective)透視図法が、
2者の相対性とは別の、3者の相対性に関わることを知らなかったから、



あたりまえの「見かけ速度」を光速に関しては封印した。
これについては、俺のくだらんあばきが公知になったあと、

精神分析の研究対象となるだろう。



遠近法の画家さん。ダヴィンチも、見える方向、大きさ、遠さ。
形の変形割合は考えた。でも、見えたものが過去でであることは、
組み込まなかった。まだ光速がどのくらいのスピードか知らなかったから。

大航海時代の船乗りさんだって、夜空の星々を六分儀で測っても、
恒星1つ1つまでの地球からの距離には興味なかった。



見えたものと、観た自分は、一緒にダンスしてると思ってた。

だがベテルギウスは、いまどんな状態になってるのか知らない。
現代ベテルギウスまでの空間距離を、いろんな技法で推測して知ってるから、いまのベテルギウスが過去の映像であることを知っている。




天体観測、天体を観察する局所点の地球。

今見えた星々は、バラバラな視線距離の集合体。



目を閉じる。思いに耽(ふけ)る。
網膜細胞群に同時にあたった、複数の視線方向違いの光線。

光子は恒星を旅立ち、量子力学では途中経路不明だが、
古典力学では真っ直ぐ進んで瞳を通過した。




光が見えた1秒前。

シリウスの光が見えた1秒前、
オリオンの星々の光が見えた1秒前、
スバルの星々の光が見えた1秒前、

これらの光線が瞳を通過し網膜細胞群にぶつかる1秒前。




星々の光が、恒星を旅立った時刻ではなく、
網膜細胞群に瞳を通過してぶつかる1秒前の位置を、
瞳への入光角度情報だけ保存して、




網膜で見えた時刻でもなく、
あちこちの恒星を光子達が出発した時刻でもなく、

座標空間を挟む。同時性の。







網膜細胞群のほとんど点位置を中心に半径1光秒の膜を通過した時点の
シリウスからの光もオリオンの光も、

この半径1光秒の膜面通過時には、同時存在。
どの光も同時に存在した過去。



もちろん、いま、見えたあらゆる方向からの光子衝突。at 網膜。
局所点でも同時だけど、写真は撮像素子群からの情報を曲率なしの写真平面に展開した。これをプラネタリウムドーム内壁面に展開したいんだ。

ミンコフスキー時空図の過去光円錐底面を魔改造して曲率付加。
これで情報を獲(え)た局所点から過去度合いが揃う。

それを1秒前に仮想的に揃えることで見えてくるものがある。




本題の光子ピストルのトリック頓知解説に入る前に、
先に、19世紀生まれの方々がドジを踏んだ、
封印した、抑圧した、3者の相対性概念。

そういうものが、あるんだということだけ、先に植え付けた。



これで、イメージ論理が強制してくる思考視野狭窄の整合性圧迫を、
ちょっとの時間だけ回避できる。

その間に、視線距離を揃えることの重要性。

光子ピストルのトリック頓知で、紹介していこう。











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